音 2003.7.2
クラシック音楽では、音の響き方によって大きく左右されます。 っということで、今日のテーマは『音』 クラシック音楽では、音の響き方の種類を『音色』といいます。 『音色』とは・・例えば、作曲者の持つ音、その時代の音、楽器の音・・などの種類を表し、その表現の仕方というのは、『やわらかい音色』・『硬い音色』・『チェロのような深い音色』など。 そして、私の音楽の世界の中には、「音」の『色』というものがあります。 ある人に、「何のことだかわからない」といわれ、長い間自己分析してきました。 私の世界の中の「音」の『色』というのは、『音色』という言葉の意味よりも、もっと細かい音のことを言います。 『色』は、大体において『ハーモニー(和音)』によって作り出されます。ですから、言葉での表現方法はありません。「何色」と聞かれたことがありますが、はっきりとした色はありません。 『色』を出すためには、ハーモニーを美しく響かせなければ生まれてこないのです。曲によって、一小節の中で沢山の和音が出てくることがあります。これを美しく響かせると『色』になるのです。 最近、偉大なピアニストの演奏を聴き、それを見事に表現して演奏してくれたので、とても感激しました。 これがあるから、音楽が楽しいし、良いものだなぁと思います。